ムスメが中学生の頃、飼っていた犬はまだ若かったのに
多感な時期だったからか、
自分より先に犬が死ぬのは悲しいと言い出した。
その時に、私は、
先に死ぬからええねんで。
犬が残されたらもっとかわいそうやろ。
皆、いつか死ぬねんから、それまでを楽しく一緒に過ごして、
それで、ちゃんと最後を看てあげられるのが一番ええねん。
そしたら、虹の橋で待っててくれるから。
と、答えた。
それは、何頭かの犬を見送った、今も変わらない。
アッシュは、前の飼い主さんが亡くなって、里子に出されたのだし、
保護活動をしている友人の家には、亡くなったお年寄りが飼っていた猫たちが
たくさん保護されている。
主人が亡くなるというのは、彼らにとって裏切られて捨てられたのと変わりない。
人間で、親より子供のほうが先に死ぬのは逆縁というけれど、
犬や猫にとって、飼い主の方が先に死んでしまうのはやっぱり逆縁なのだと思う。
ただ、飼い主がいくら若くても、事故や、病気で、飼い主の方が先に死んでしまうこともあるので、
それは、例外として、横に置いといて(;^ω^)
ペットは子供のようなもの、とよく言われるけれど、
圧倒的に違うのが、自立させることができないということ。
だから、最後まできちんと看取るのが、飼い主の責任。
レオンは、自己免疫性溶血性貧血という病気になって、
今回再発して、予後を先生に聞いたところ、
再発しているから、完治は考えにくい。
また、今回は早く気付いたけれども、1回目の時の薬の量では治まらず、
2倍の量の薬で治まっているから、
今度再発したら、薬が効かないということも考えられる。
薬を飲み続けると副作用があるので、減らしながら、様子を見ながら、いつ薬をやめるか、と
再発したとしてもなるべく早く気付けるように注意すること。
それでも、年も年だから、どうかな~というところ。
とのこと。
だからと言って、レオンになにか特別なことを(甘やかすとか)するわけでもなく、
病気と付き合いながら、普通の日常を続けるのがいい、と私は思っている。
ブランも、足腰が弱くなって、おもらしをするようになって、
心臓が悪いので、心臓の薬は飲んではいるし、
大型犬なので、世話は大変だけれど、
でも、そんなふうに、ちゃくちゃくと毎日を過ごして、
年を取ってくれることが嬉しい。
不慮の事故や、若くして病気で亡くなるのではなく、
ちゃんとちゃんと年を経て、
まぁ、大往生だねと言われる年齢まで
寝たきりにならなくて、生きてくれることが望み。
まぁ、実際はみんながみんなそうはいかないので、
何があっても最後まで看るという覚悟は必要だけれど。
で、覚悟をするだけではなく、動物を飼うのならば、
実践しようね~と
思う。
できていない人もいるので、そういう話を聞くと、カナシクなる(-_-;)
2コメント
2017.03.01 06:40
2017.02.27 07:03