拾い物

この間、ムスメがマゴを保育所に迎えに行って帰ってきたら、

「猫拾っちゃった」って。

黒い大きな猫。


「まわりに家のない谷あいの道路わきに座っていて、

保育所に迎えに行くときにいて、帰りにもまだいて、

黙って通り過ぎるわけにいかんやん。

車降りて、おいでっていうたらそばに寄ってきて、

いつも車に乗っている、うにのソフトケージを車から降ろして

家に来るんやったらどうぞ、っていうたら入ってん。

がりがりに痩せて、風邪ひいて、鼻がごべごべで、

目ヤニもついて、ほっとくわけにいかんやん。」


とのこと。

あの猫、どうしたやろねって後からずっと心に引っかかるのは嫌だから、

しょうがないけどさ。


その日もお泊りのお客さんがいらして、夕飯があったので、

忙しくてとりあえずそのまま。

お客様の夕食が終わってから

家のほかの猫に風邪がうつったら嫌なので、使っていないもとムスコの部屋に

大型犬用の大きなケージを組み立てて猫トイレを入れてセット。

翌日店が定休日だったので、お客様のチェックアウトが終わってから、

あわてて動物病院へ。


去勢済みのオス猫で、猫エイズも白血病もシロ。

歯が全然なくて、かなりなお年寄りだとのこと。

「これはどっかで飼われてたよね。年取って病気になって、捨てたんだろ。去勢してあったら帰れないぐらい遠い所へは行かないし、こんなに年寄りだったらなおのことだよね」と

センセ。

そんな、身もふたもないことを(~_~;)

まぁ、そうなんだろうねぇ。


ダニィくんもついていて、でも、まだ食いついていなくて、耳を歩いていたので、

きっと捨てられてからそんなに時間がたってないんだろうなと思われ、

ムスメが朝通った時にはいなくて、帰りにいたということは、

昼間捨てられて、すぐムスメが拾ったということなのかなぁと思う。


去勢済みということは、どこかの保護猫をもらったのかもしれないよね。


年取ったからって捨てるような人は、自分からススンデ去勢するとは思われないもの。



脱水症状をおこしていたので、輸液してもらって、

腎臓の数値が高かったけれど、それは、脱水だからか、年取ってるから腎臓が悪いのか?

というところ。

とりあえず、薬を飲ませて、目薬と鼻薬をして、

ご飯を食べるか、水を飲むかで、様子見。


この子は、安定したらムスコんちにいくことになりました。

ムスコのパートナーが「かわいい」と言ってくれて気に入ったので。


家じゃにぎやかすぎてゆっくりした余生は遅れそうにないし、

黒猫はもうてんちゃがいるのでかぶっちゃうしね。

よかったよかった。


現在、名づけでもめとります(笑)


昨日ダニくんの薬をかけたので、24時間でダニィくんは死んでしまうので

それまで監禁中。


花と暮らす・富良野/花七曜

2002年、大阪から北海道上富良野へ移住してきました。 カフェレストラン・ドライフラワーと雑貨のお店・ コテージ(宿泊)・ドッグラン営業中。 田舎暮らしと果てしない庭つくり楽しんでいます。

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