うにについて

保健所から引き取って2年。

いろいろモンダイを抱えているうに丸。


私が側にいると、咬むことはほぼなくなったと思うけれど、

まだ完全には否定できない。

まぁ、ずっとできないとは思うけれど、マゴには思いのほか優しいのでそれは嬉しい。


とりあえず膵外分泌不全はお薬で落ち着いてはいるけれど、

時々うんちがゆるくなるので、そうすると薬を増やして、

おさまると薬を減らすの繰り返し。

まぁ、薬は一生やめられないけれど。

で、頻尿は治らず。


うちは、寝るときはクレートで、おしっこは外。

寝ているときにおしっこがしたくなるとクンクン鳴いて知らせるので、

そのたびに外に出さないといけない。

それが、彼の体調によって違うけれど、夜中に3~4回。

それと、思わず漏らしてしまう時がある。

何頭か犬を飼ったし、今も他に2頭いるけれど

意図的とか、我慢しきれずとかではなくおもらしするって初めてでびっくりした。


コンサバトリーのドアから外に出すと柵で囲ってあっておしっこ場になっているので

ただ出すだけでいいのだけれど、そのたびに夜中に起きるのがなかなかにツライ(~_~;)


家の中でさせればいいのだろうけれど、

足上げシッコなのと、おしっこシーツを食べてしまうので・・・・




かかりつけのセンセイのところで、一通りの検査はしたけれど、異常は何も見つからなかった。

センセイは、心因性の多尿症じゃないか?

そのうち治るだろうと言っていた。

でも直らない。

で、また相談したら、尿崩症という病気もあるけれど

なかなかない病気だから、、、、

夜間頻尿の漢方を使ってみるかい?ということで

しばらく使ってみたけれど、

治らず。


ただ、少しはましになって、0時頃、2時頃、4時頃の3回になって、

うまくいけば2時頃はなしになったのだけれど、

根本的な解決には程遠い感じ。


かかりつけのセンセイを信頼はしているけれど、

時々煮え切らないことがあって、おまけに説明が下手なので、

いろいろ考えて、セカンドオピニオンにかかってみた。


その動物病院の先生には、きちんと、セカンドオピニオンだということを言って、

状態を説明して、で、血液検査と尿の検査を受けた。


血液検査は異常なし。

ところが、尿検査で、おしっこが、ほぼ水という結果が出た。

その先生の言うことには、

尿比重が0というのは初めて見た。とのこと。

やはり、一番疑われるのが尿崩症だけれど、

尿崩症というのは、名前はよく出てくる有名な病気だけれど、実際にはとても少なく、

先生も、症例を見たことがないとおっしゃっていた。


尿崩症は抗利尿ホルモンの異常でおこり、

脳腫瘍が原因の場合もあるけれど、

多尿の症状が長期にわたっているので、

そうではなく、先天的なものではないかとのこと。

検査は、クッシングなど多飲多尿を引き起こす病気の検査をすべてして、

疑いを全部除いて、

どれでもなければ、水制限試験というのをするとのこと。


水制限試験:獣医師の監視下で水分を取らない状態にし、体重と尿比重(尿の濃さ)を1~2時間ごとに測定し、最終的に体重が5%減った時に尿比重を測定して診断する。犬の場合尿比重が1.025以上あれば尿崩症ではなく、心因性多飲(精神的なもので多飲になっている)と診断される。


他の検査や、水制限試験はその獣医さんでしてもいいし、

かかりつけの獣医さんでしてもいいけれど、、

水制限試験をその獣医さんでするならば、1日かかるので、

通常は預かってやるのだけれど、

うにが咬む犬なので、飼い主(ワタシ)にずっとついていてほしいと言われた。


それが、7月ごろだっけかなぁの話。


ほんと、面倒くさい犬だと思いつつ(^-^;


長くなったので、続きはまた明日。





花と暮らす・富良野/花七曜

2002年、大阪から北海道上富良野へ移住してきました。 カフェレストラン・ドライフラワーと雑貨のお店・ コテージ(宿泊)・ドッグラン営業中。 田舎暮らしと果てしない庭つくり楽しんでいます。

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