先日、レオンがお星さまになった。
12月の初めから、何度か自己免疫性溶血性貧血を繰り返し、
やっぱり、脾臓に腫瘍があったようで、だんだんに、お腹がぱんぱんに膨らんでしまって、
立ち上がるのが辛そうになって、それでも最後まで、立ち上がらせてやると
自分で歩いていた。
脾臓を摘出する手術は簡単だけれど、それには出血が伴うこと、
大型犬なのでなかなか輸血はできないこと(血液が集まらないので)、
自己免疫性貧血なので、輸血したとたんに拒否反応をおこすこともあるし、
脾臓摘出したとしても予後は芳しくないこと、
今はいい麻酔薬ができてはいるけれど、10歳のアフガンハウンドの麻酔はすすめられないこと、
などなど。
かかりつけの末広動物病院の先生は、麻酔をかけたら再び目覚めない可能性がとても高いし、
それで治る可能性があるならいいけれど、そうではないので、手術はしたくないというし、
友達から紹介されて、とても信頼している先生なので、
いろいろ相談して、脾臓摘出の手術はせず、お薬で貧血を抑えて、
様子を見ていくことを決めたのは、先々月の初め。
脾臓の腫瘍が腹腔内で破れて出血してだと、苦しまないで逝くけれど、
腫瘍がどんどん大きくなって、肺に転移して長引くようなら
苦しむので、安楽死も視野に入れた方がいいと言われていた。
カリカリをほとんど食べなくなったので、
大好きだった缶詰を色々取り揃えて日替わりであげたり、
家で焼いたパンが好きなので、パンを食べさせたり、
手を変え品を変え。
他の犬達は、なんか、レオンだけ特別、とひがんでいたけれど、
まぁ、しゃーないよね(^_^;)
夜、静かに逝ってしまったけれど
安楽死を選ばずに済んだので、よかった。
後日、ブランのお薬を取りに行ったときに、
先生に、亡くなりました、と伝えたら、
視線が揺れて、目をふせて、「そう。」と短い一言。
慰めの言葉をたくさん言われるより、
私的にはそういうのが好き。
ありがとうございました。
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